私どもは合成わたの枕を扱っております。まずは正直に申し上げますが、合成わたの枕であれば羽毛よりも清潔である、という説には科学的な根拠がありません。
よく耳にする話
「羽毛はダニがつきやすいから、アレルギーが心配なら合成わたにすべきだ」という説明は、日本でも広く浸透しています。あまりに当然のこととして語られるため、疑問を持つ方は少ないかもしれません。
しかし、実際の研究データはその通説とは異なる結果を示しています。
実使用された枕の測定結果
2004年に『Clinical & Experimental Allergy』誌で発表された研究では、一般家庭で使われている枕を回収し、内部のダニアレルゲン量を調べました。その結果、合成わたの枕のほうが清潔であるという事実は確認されませんでした。むしろ、合成わたの枕のほうが多くのアレルゲンを蓄積していたのです。
理由はいたってシンプルです。 ダニは繊維そのものを食べるわけではありません。人の皮膚から剥がれ落ちた角質を餌にし、湿気のある場所で繁殖します。
枕の中身が何であるかは、この点において大きな問題ではありません。重要なのは、角質が枕の内部に入り込めるかどうか、つまり側生地の織り目の密度なのです。
羽毛枕の側生地は、古くから中身の羽根が飛び出さないよう非常に高密度に織られてきました。その工夫が、結果として角質の侵入を防ぐ役割も果たしていたというわけです。
では、何を見るべきか
中身よりも、側生地に注目してください。
中の繊維が外に出ず、外部からの角質も入り込まないほど密に織られているか。私どもの枕も、羽毛が出ないための密織りという同じ考え方で作っていますが、お伝えすべきはそこであり、マイクロファイバーだから清潔であるという単純な話ではないのです。
もうひとつ、どなたのお宅でも実践できる大切な防衛策があります。毎週取り替える枕カバーです。これが最初の関門となり、皆様が想像する以上に大きな役割を果たしています。
ベトナムの環境と湿気
ダニは湿気を好みます。一年を通じて湿度が高いこの国では、日本以上に「乾かす」ことの重要性が高まります。
枕カバーをこまめに替える。 最も手軽で、最も効果的な対策です。
日陰の風通しの良い場所に置く。 強い直射日光は必要ありません。必要なのは風です。ベランダの日陰で十分です。
湿ったまま収納しない。 内部の湿気は外からは分かりにくく、押し入れの中で最も状態を悪化させる原因となります。
復元力が落ちたら替え時です。 叩いても膨らまない、あるいは購入時より重く感じる。それが交換のサインです。
私たちが言えること、言えないこと
私どもの枕にはQuatest 3の試験成績書がございます。証明されているのは、繊維の組成と、試験試料からホルムアルデヒドおよびアゾ染料由来の芳香族アミンが検出されなかったこと、この二点のみです。成績書は公開しておりますのでご確認ください。
ダニや抗菌に関する試験は行っておりません。実施していない試験の結果について、根拠なく語ることは控えさせていただきます。
アレルギー症状が重い方については、寝具屋ではなく医師にご相談されるのが最も確実です。この点だけは、はっきりと申し上げます。
製品を直接確かめたい方は、ぜひ倉庫へお越しください。側生地の織りの密度は、指で触れていただければ納得いただけるはずです。
Lương Định Của通り169/36(Thủ Đức市An Khánh)の倉庫にて、10時30分から17時30分まで皆様をお待ちしております(日曜定休)。お手持ちの枕と比較してみたい方は、ぜひお持ち込みください。実物をご覧いただきながら、ゆっくりお話しできれば幸いです。
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